錆び付いたBates社製ナンバーリングスタンプのクリーニング&オーバーホール
錆びてハンドルが固着したナンバリングスタンプのクリーニングに苦戦
こんにちは。店長Yukaです。
先日お手入れをしたBates社製のナンバリングスタンプ。
同じナンバリングスタンプが複数台入荷しましたが、この1台だけがひどく錆びた状態で入荷しました。
ハンドルを動かそうにもびくともしません。よく見るとハンドルを固定するビスの付近が特に錆び付いています。
内部の地金が鉄のため赤錆が出て、クロムメッキには緑青ができ浮き始めています。
アルミに付く白錆びや鉄につく赤錆、緑青などちょっと笑い出しそうなくらい色んな錆び方をしていてびっくり(笑)
錆びを除去できるか不安です。
丁寧に錆びを取り除いて1つ1つのパーツを分解
頑固な錆びを取り除くのに3時間以上かかりました。
今回はひとまずここまで。
スタンプの座金部分を外してみると、TAIWANの文字がありました。プラスティック樹脂でできたハンドルトップなどから、ヴィンテージのBates社製のナンバリングスタンプでも新しいことが分かります。
シリアルナンバーなどを精査すれば確かな製造年などが分かる可能性がありますが、恐らく80年代に販売されていたものと推測します。