バレットペンシル｜MACYE'S TAVERNアドバタイジング弾丸ペンシル

ノベルティや販売促進用に作られた弾丸型のアドバタイジングな収納鉛筆

USAアメリカヴィンテージバレットペンシル｜弾丸型アドバタイジング鉛筆 MACYE'S TAVERN・Liquor Beer Wine [OFC-18-013]

MACYE'S TAVERN・Liquor Beer Wineオハイオ州 クリーブランドにあった酒店のアドバタイジング広告ペン

バレットペンシル弾丸型鉛筆｜オハイオ州クリーブランドMACYE'S TAVERN・Liquor Beer Wine

1950年以降はプラスティック製品のバレットペンシルが大きく普及しました。

ボディ表面にはMACYE'S TAVERN・Liquor Beer Wineのロゴと住所が記載されています。オハイオ州クリーブランドにあった酒店の販売促進や広報用に造られたバレットペンシルと推測します。

ボディがプラスティック製で消しゴムが付いていることから大量製造されはじめた1950年代後半以降に作られた可能性が高い製品です。

プラスティック製のバレットペンシルはどうしても経年で表面が黄ばんだりくすんだりします。

戦場で生まれたポケットに入れて携帯できる収納式の筆記用具（ペンシル・鉛筆）

元々は19世紀初頭の戦場でイギリス製の使用済みのライフル用の弾丸を使って作られたもので、英国が植民地を広げるアフリカなどの戦場からお土産として持ち帰られた歴史があります。

弾丸はポケットに入るコンパクトなサイズで、本来真鍮で出来ています。壊れにくく、鉛筆の芯も折れないことから大変重宝されました。

当時は弾丸の真鍮製ケースに入っていた英国生まれのバレットペンシルも、1930年以降アメリカで広く普及する中で本物の弾丸は使用されなくなり、真鍮やアルミで安価に造られるようになりました。

多くは企業やショップなどの販売促進やアドバタイジング用品として配られるようになりました。

ゴルフやテニスのスコアをつけるのに重宝したバレットペンシル

戦後、企業やスポーツチームのノベルティグッズや販売促進グッズとして普及したバレットペンシル。

真鍮製だった薬きょうを使ったペンシルケースはアルミやプラスティック製に変わりました。ポケットに入れて持ち歩いても芯が折れることが無いためゴルフやテニスのスコアなどを付けるのに重宝がられました。

配布された当時は様々なショップやスポーツチーム、企業などが好んで製造したことから豊富なバリエーションがあり、現地アメリカでも多くのコレクターがいるコレクティブルな雑貨です。