たった1枚のカードに様々な工夫や愛情が込められたヴィンテージのバレンタインデーグリーティングカード達
本来はキリスト教カトリックの聖バレンタインを偲ぶ祝祭の日としてひろまったバレンタインデー。
日本ではカードを贈るよりもチョコレートを贈る習慣がすっかり根付いていますが、愛しい人へこうしたグリーティングカードを送り合う習慣がキリスト教圏内で行われる一般的な風習です。
1920年代~1930年代に贈られた可愛らしいバレンタインカードをご紹介します。
USAヴィンテージ1930年代紙ものバレンタインデーグリーティングカード|To my Valentine天使・男の子アンティーク [OFC-19-018]
USAヴィンテージ1930年代の紙もの、バレンタインデーのグリーティングカードです。
カードにはマンドリンのような楽器を持つ天使のように愛らしい風貌の男の子が描かれています。
このカードは飛び出す絵本のようなし掛けがあり、3枚の層のが折りたたまれています。
マーガレットや小花、ハートの散りばめられた背景には鳥が手紙を運ぶ美しいモチーフが描かれています。
またその周りが透かしでレースのように細工されているのがより一層美しさを感じさせます。
オブジェやオーナメントのように立体的にテーブルに飾れるのが嬉しいバレンタインデーカードです。
USAヴィンテージ1923年紙ものバレンタインデーグリーティングカード|子犬とハート・アンティーク紙もの [OFC-19-016]
USAヴィンテージ1923年の紙もの、バレンタインデーのグリーティングカードです。
真っ赤なハートと寂しげな子犬の描かれたアンティークな絵柄が魅力の紙ものです。
カードは飛び出す絵本のような作りで立体的に飾ることができます。
ネームプレートのように三角に折ったカードからは可愛らしい子犬が飛び出す仕組みです。
USAヴィンテージ1936年紙ものバレンタイングリーティングカード|ハート・ねずみ・くま [OFC-19-014]
USAヴィンテージ1936年の紙もの、バレンタインデーのグリーティングカードです。
きりっとした目でにらむ独特なねずみが特徴的なバレンタインデーカードです。
イディオムにI CAN'T BEAR と言うフレーズがあり「我慢できない」などの意味を指すため、あなたが私の恋人じゃないなんて我慢できないなどの意味があるのかも知れません。
描かれたキャラクターがねずみなのか、フレーズにかけて熊なのかは不明ですが、どこか憎めない可愛らしいカードです。
裏面には鉛筆で手書きのメッセージと年が書かれています。どうやらお母さんから送られたカードのようです。
キャラクターの奥側の耳を後ろに引くと口を閉じる仕組みです。
USAヴィンテージ1929年紙ものバレンタイングリーティングカード|ハート・男の子・女の子 [OFC-19-013]
USAヴィンテージ1929年の紙もの、バレンタインデーのグリーティングカードです。
裏面には宛名とメッセージが書かれ、アメリカの切手には約90年前の消印が押されています。
男の子や女の子の表情、ハートの色味も大変綺麗な状態で残っています。
飾るのも良し、コラージュにするのも良しの可愛らしいデザインが魅力のカードです。