USAアメリカヴィンテージバレットペンシル|弾丸型アドバタイジング鉛筆GNAHN'S BOOK STORE [OFC-18-002]
ノベルティや販売促進用に作られた弾丸型のアドバタイジングな収納鉛筆
戦場で生まれた画期的で実用的な筆記用具(ペンシル・鉛筆)
元々は19世紀初頭の戦場でイギリス製の使用済みのライフル用の弾丸を使って作られたもので、英国が植民地を広げるアフリカなどの戦場からお土産として持ち帰られた歴史があります。
弾丸はポケットに入るコンパクトなサイズで、本来真鍮で出来ています。壊れにくく、鉛筆の芯も折れないことから大変重宝されました。
当時は弾丸の真鍮製ケースに入っていた英国生まれのバレットペンシルも、1930年以降アメリカで広く普及する中で本物の弾丸は使用されなくなり、真鍮やアルミで安価に造られるようになりました。
GNAHN'S BOOK STOREはアイオワ州のブックストア
1950年以降はプラスティック製品のバレットペンシルが大きく普及しました。ラベルの表面にはアイオワ州のブックストアの名前が記載されています。
ボディがプラスティック製で消しゴムが付いていることから大量製造されはじめた1950年代後半以降に作られた可能性が高い製品です。
プラスティック製のバレットペンシルは、割れやペイントの剥がれ、黄ばみなど見られる場合が多いですが、こちらは比較的綺麗なコンディションです。
戦場のお土産から企業やスポーツチームの販売促進アイテムに進化したバレットペンシル
配布された当時は様々なショップやスポーツチーム、企業などが好んで製造したことから豊富なバリエーションがあり、現地アメリカでも多くのコレクターがいるコレクティブルな雑貨です。
バレットペンシルがよく認知されるようになったのは、こうした企業もののアドバタイジングが入ったノベルティとして普及したためです。
戦後さらに普及に拍車をかけたのが、ゴルフやテニスのスコアをつけるために重宝された背景があります。
現在ではレフェリーペンシルと呼ばれる羽型のクリップがついた筆記具がゴルフスコア用のペンシルとして浸透していますが、かつてはバレットペンシルも高い人気を誇りました。
バレットペンシルの概要
商品名
USAアメリカヴィンテージバレットペンシル|弾丸型アドバタイジング鉛筆GNAHN'S BOOK STORE
商品番号
OFC-18-002
サイズ
鉛筆を収納した状態:(長さ)9.8cm×(直径)1cm
材質
プラスティック・真鍮(クロム仕上げ)
年代
不明(ヴィンテージ)
コンディション
- 経年によるボディの黄ばみあり
- 消しゴムは経年劣化で固く、黒ずんでいます
- プラスティックや真鍮(クロム仕上げ)部分は簡単にクリーニング済み
- 大きな破損やペイント剥がれ、割れなど無し